3.1 パッケージによる機能拡張
Rの特徴として、パッケージによって様々な機能を拡張できる点が挙げられます。パッケージのインストールには、install.packages()
関数を用います。例えば、この後で利用するdplyrパッケージをインストールするには、以下のようにします。
install.packages("dplyr")
パッケージのインストールは、Rを利用するPCで1度だけ実行しておけば十分です3。
パッケージで提供されている関数を利用する場合には、セッションごとにlibrary()
関数を実行しておく必要があります。
library(dplyr)
これを実行しない場合、関数をパッケージ名と共にdplyr::filter()
のような形式で用いる必要があります。実行した場合は、単にfilter()
とすれば利用できます。
ただし、dplyrパッケージは後述のtidyverseで合わせてインストールされますので、ここでは上記コマンドの実行は不要です。
定期的にアップデートは必要。Rのメジャーバージョン(例えば4.0.2の場合は”4”)が上がった場合は、インストールが必要)↩︎